最近のStellarisはAI帝国が後半失速しやすいことや、合金や消費財といった新しい要素へ適応が十分でないこともあり、序盤さえ凌げれば最高難易度でもかなーり弱いです。 しかし、それはあくまで2000時間以上(1/4は時間進めるための放置に近い状態ですが)やってる人が単に慣れてるだけの話で、最近やり始めた人には資源量や内政の進め方、あとAIの特性といった仕様の把握が不十分で苦戦することも十分考えられます。 そこで今回は2パターンの方針で最高難易度である元帥攻略法(自己流)を書いていきます。 目標は勝利とします。
まず前提として、隣が排他没落や近くにマローダやリヴァイアサンがいて拡張できない場合などを除いて基本的にリセマラはなしで考えます。 当然コンソールは禁止で言語系MOD以外は一切想定しません。
2パターン
外交を駆使して立ち回り
方針
一番簡単であり、初めての人はまずこれからやってみるといいでしょう。 方針は序盤は不可侵(必要な場合は防衛も)を結んでリソースをほぼすべて内政に振り込みます。 最低限海賊と、敵生生物の駆除の戦力だけ余裕が出来たときに整えておきましょう。 早ければ中盤に差し掛かったあたりで没落以外との国力が完全にひっくり帰るので、軍備を収支がマイナスにならない程度に拡張し、敵対してくる国家→友好的な国家から順に飲み込んでいきましょう。 脅威判定で大抵友好国もいずれか敵対していますが、そもそも数か国飲み込んだ後に脅威判定しても時すでに遅しなので気にする必要はありません。
もしRPなどで他国と友好的に行きたい場合や戦争に自信がないのであればのんびり傍観するのも問題ありません。 その場合は終盤の危機対策に、宇宙軍許容量と合金の生産のためにエキュメノポリスを作るか確保しておきましょう。 あと、戦争に自信がなくても、Stellarisにはcivみたいな外交勝利や技術勝利はないため、勝利には連邦に入って連邦勝利を目指すのが無難です。
動き方(序盤)
貢いで不可侵、ぬくぬく内政。 これしかありません。 出会ったら国境を接するであろう国家には必ず物資を送り、他に仲良くしたい(通商条約や研究協定のためなど)理由がある場合も貢ぎを行いましょう。 -1000の浄化国家以外とは基本的に仲良くできるので楽―に内政ができます(ゲーム的な面白さは少し薄れますが)
もし浄化国家がいた場合には宿敵をかけて団結の材料にしましょう。 必要なら防衛協定も結び攻撃を受けない工夫をしましょう。 特に貧食の群れは中盤以降恐ろしい強さを持つ場合があるので、時々チェックしながら必要なら国境に要塞を建てておきましょう。
動き方(中盤)
中盤になると大ハーンやグレイテンペスト以外と交戦するかはプレイヤー次第でしょう。 ひたすら国力を拡張するなら不可侵を切りつつ自連邦のお隣から順番に攻め込むだけです。 内政に全力を掛ければ遅くとも2350年までにはAI国との国力を完全に逆転できるはずなので、そうなったらあとは没落と巨大連邦、あと危機以外は消化試合です(正面から順番に潰していくだけなため)。 もし心が痛むのであれば敵対してくる国家以外は残して仲良くしましょう。 その場合は研究に力をいれて、繰り返し研究をやっておくと吉です。 おすすめは物理研究を終わらせて、タキオンタンス強化のエネルギー兵器強化系です。
動き方(終盤)
終盤は危機と没落をどうするかを考えなければいけません。 没落の守護者覚醒をすれば連邦に入れる場合もありますが、大抵AI国は連邦参加を嫌うので入れるかは微妙です。 まあ入れなかったらその時は敵対しない場合と勝利条件に食い込んできた場合以外は放置でもいいでしょう。 危機は1倍相手なら連邦艦隊と共同で各個撃破に専念すれば決して撃退は難しくありません。 あとは国力を伸ばしつつ、自連邦以外の国家を排除、もしくは服従させて勝利です(それか設定した終了日時まで勝利ポイントをためる)。
補足
「戦い方について書いてないじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、そもそもぎりぎりの戦いをそつなくこなせる人はこの記事がなくてもクリアできる人です。 今回はあくまでこれから元帥を攻略する人向けにしているため、凌ぐか圧倒的戦力でたたけるようになってから戦争するかで書いております。 戦い時は正面から薙ぎ払っていくだけなので、相手の艦隊を潰しつつ惑星を落としていくだけです。 本来、過剰に戦力を用意するのは愚策であり、適切な戦闘力をもって運用するのが一番賢いですが、面倒ごとを増やすとミスのもとなのでその部分には触れません。
あと連邦艦隊についてですが、AI国家は結構生産してくれますが、完全に任せるとほとんどコルベットになります。 原因はわかりませんが、AIに任せっ切りにすると微妙なものになるので、自分で必要な艦船を生産することも考えておきましょう(ただし自国内政が優先)。
外交補正-1000の立ち回り
方針
外交補正-1000は殺戮機械以外は周りすべてが敵となります。 殺戮機械の場合は同じ殺戮機械とは仲良くできるでしょう。 ただし、殺戮機械は非常に攻撃的で殺戮機械同士で宿敵宣言する場合もあるので注意が必要です。 その時は相手が宿敵を切るまで機嫌を取り続けましょう。
方針ですが、序盤からほぼ合金のみで速攻を仕掛けるか、序盤は要塞で耐えて、プレイヤーの国力が優勢になってきてから侵攻するかの2択です。 浄化系国家は扱いが難しい上、序盤速攻はシビアな判断が求められることが多く、慣れていない方がやるとほぼ確実に滅びます。 なのでチョークポイントに要塞を立ててしばらくしのぐやり方で説明します。
動き方(序盤)
まず序盤はいそいで国境を拡張します。 そして要塞を相手の国境に建てましょう。 序盤に使えるリソースは非常に少なく、元帥AI相手に拡張しながら艦隊そろえて攻撃は非常に難しいです。 なので序盤は艦隊は多少遅らせぎみに要塞を利用しましょう。 中盤~終盤にかけて要塞は敵の侵攻を単体で食い止める力はありません。 しかし、序盤~中盤ではAIが要塞をやすやす抜いてくるとこは滅多にないため、攻撃を凌ぐだけなら最適解でしょう。
この画像の真ん中にあるブラックホールに要塞を作って右側の3国連邦に対抗していました。これは3回お隣の殺戮機械と耐えた後の戦争後の画像なので周辺星系をとって反撃し始めたくらいの時です。 上2国は引きこもり国家(孤立主義者)だったのと、そのどちらもにらみ合っていたので攻めてこない読みをしてあえて要塞をチョークポイントに置きませんでした。 これは右側連邦の艦隊がかなり多かったので要塞に防衛プラットフォームと艦隊を用意する必要があったからです。 この場合は読みが当たったのでよかったですが、外れたら次の銀河も十分ありえたくらいです。 立地厳選はしていないにしても、-1000国家で元帥はこういう先を読んでリソース配備するのは必須です。 ここ適当にすると高確率で滅びます。
動き方(中盤)
中盤になったら研究は分かりませんが、合金の生産と艦隊維持能力は元帥AIも超えることができるのでそうなったら一国ずつ飲み込んでいくだけです。 どの国から飲み込むかはその時によっていろいろありますが、基本的には孤立している国や簡単に勝てる国から順番が無難です。 気をつけないといけないのは、巨大連邦国家になって相手の艦隊がでかくなった場合です。 -1000の補正で気になりませんが、脅威補正はAIにかなり団結を促すので連邦を組みそうな国家を先に叩くのも大いにありです。
私的には外交的に孤立している国か弱小連邦を近い順に優先して叩きます。 1回で戦う相手(というより占領すべき星系数)が少ない方が楽なので、ペナルティ無視でガンガン行きましょう。 戦力拮抗は後回しで艦隊を大きく損耗しないようにだけして、あとは正面から突撃させましょう。
動き方(終盤)
終盤になったらかなりの数を飲み込んでいるかと思います。 1.5倍危機レベル以外ではまず負けなくなるので危機が来る前に没落を飲み込んで艦隊を増産しましょう。 覚醒帝国にもこの時点で戦力的に拮抗しても相手の艦隊を各個撃破すれば勝てるので、1つ1つ丁寧にやれば問題ありません。 当然他の国も滅ぼしておくのがベストです。 あと、コロッサスを作っておくことをおすすめします。 補正を気にせず惑星破砕砲を撃ちまくれるのは浄化国家の特権です。
問題となるのは危機で、超広大な領域をすぐ行き来できるように軍艦生産拠点をゲートでつなげておきましょう。 それと危機の種類が分かった時点で初動で相手を押さえれるよう準備をしておくと吉です。 プレズリンなら銀河の外縁部からくるので銀河の淵に移動しやすいように、コンティンジェンシーならどこでも移動できるようにゲートを散らばせておきます。 アンビデンはいきなりくるので、相手の拡張させないつもりで初動でたたかないと攻略できなくなります。 相手のアンカーが一つ増えると1艦隊増えるので4~5作られると厳しくなり、8を上回ると挽回は絶望的です。 工作船のみ狙うのも難しいのですぐに艦隊を集めて次元門をたたきましょう。
補足
もし要塞が抜かれそうで絶望的状況になった場合、まれにAIもやってくる裏技があるので、気にならない人は使ってみてはどうでしょうか。
内容は「一瞬で要塞の耐久が全回復する」というもので、要塞の上半分のモジュール(武装や造船所)を撤去すると、その際に耐久が全回復します。 これを利用すると戦闘力の倍のはたらきをしてくれます。 ゲームバランスは壊れてしましますが、AIもたまーにやってきます。 それで自分がやるかは別問題ですが^^;
今回はここまでです。 記事書く時間がほしいよ~