前回の続きです。
英仏戦を突入する前にイタリアはできる限り領土を拡張し国力をつける・・・というよりもっと大事なことがあります。 それは後ろの敵性国家を併合してしまうことです。 フランス、イギリスを同時に相手するだけならともかくとしてアメリカが参戦してくると手一杯です。 そこを後ろから刺されると対処不能になる可能性があるので国際緊張度が上がる前に後ろの敵性国家を潰してしまう必要があります。
ここで優先的につぶさないといけないのはユーゴスラヴィアです。 高確率で連合入りする上、イタリアと国境を接しています。 大戦時にドイツの手を借りるのも戦線に穴を空ける危険性があるので英仏の独立保障がかかる前に併合してしまいましょう。
まず部隊全体にある程度を武器を生き渡せつつ師団を24師団用意しましょう。 この師団は早速つかうので一軍にまとめて訓練させます。 全師団が一般まで上がったら訓練をやめてユーゴスラヴィアの国境まで移動させます。 訓練を終わる前にはユーゴスラヴィアへの正当化工作を忘れずに行っておきましょう。 時間がかかるのである程度早い段階で正当化の必要があります。 最低でも1937年5月までには正当化を終了して開戦できるようにしましょう。
それで開戦ですが練度一般の装備が充実した24師団+制空権があればまず負けません。 もし前線が押される場合は制空権の確保ができているか確認しましょう。 心配な方は近接航空支援機、戦術爆撃機も全力投入しましょう。 それでも突破できない!という方はアフリカから呼び戻した師団をユーゴ南部へ強襲上陸させ相手の戦力を分断しましょう。 それで無理なら何か根本的にミスをしてる可能性があります(考えられるものとしても野戦砲の不足、物資不足くらいですが)。 インフラの関係上、あまり大部隊にしても物資が届かないのでイタリア全師団を投入するのはやめましょう。 あと周辺の制海権の確保も忘れずに。 もし野戦砲がどうしても足りない場合は部隊への配備を限定することも必要です。
ユーゴを併合できればとりあえず最低限はクリアです(アルバニアはNFで確保できるが念のため国境に部隊は置いておくこと)。 ここまでくると国際緊張度も相当高くなっており、下手に戦争を仕掛ければ英仏との早期開戦になってしまいます。 慣れたプレイヤーならもっと拡張をできるのですが、初心者はある程度余裕を取ってこのあたりでストップしてもいいと思います。 開戦前の準備をしっかりしましょう。
準備の段階で戦闘機と戦術爆撃機は生産してると思いますが、制海権をしっかり取るために攻撃機を生産しておくと便利です(必須ではありませんが)。 戦闘機のほうが大事なので工場が余り気味なら1ラインだけ・・・という感じでいいでしょう。
さてここまでやったなら一つ気になることがあると思います。 それはギリシャです。 ギリシャも明らかに連合寄りの国家なのになぜやらないのか? という疑問を持つ方も多いでしょう。 理由としては初心者にユーゴ&ギリシャ併合を英仏の独立保障乱発前に終わらせるのは少々厳しいところがあるからです。 Verが上がることにトリガーも厳しくなってきているのでぎりぎりのプランはおすすめできません。 ギリシャは国境にユーゴで使った24部隊を張り付けておいてしばらく放置です。
1939年になればいつ戦争が始まってもおかしくありません。 ドイツのNFをちらちら見ておきましょう。 ドイツがポーランド侵攻を始めたらほぼ間違いなく英仏との戦争になります。 そうなるとすぐドイツから参戦要請が来ると思いますが準備が整うまでは蹴りましょう。 それで枢軸を追い出されるようなことはないので安心してください。
準備としてまず陸軍ですが、全港と沿岸VP(都市)に1、2部隊を張り付かせておきます(←重要)。 手動でもいいのですが一軍にまとめて軍の駐留で港とVP防衛設定で張り付かせてもいいです。 部隊が十分に拡充したら沿岸部全域をしっかり守らせましょう。 空軍はイタリア半島と沿岸部は最低限確保するとしてあとはフランス侵攻時はフランスに集中させてフランス本土戦が終わったら侵攻したり防衛する場所をその都度守らせればいいでしょう。 ただし工場が潰されると面倒なので自国領域はしっかりカバーする方がいいでしょう。 海軍はこれがいい、となる組み方がわかりませんがとりあえず潜水艦以外を全部一艦隊にまとめて本土に接している3海域を戦闘状態で防衛させておくのが初心者の方はいいと思います。 駆逐艦を中心にどんどん数が減っていき最終的には戦艦以外はほぼ全滅すると思いますが仕方がないと割り切りましょう。
次は開戦後からです。