Heart of Iron(HoI)をシリーズ通してやっている方ならイタリアは取っつきやすくて方向性も豊富でいい感じだとは思いますが、いくら初心者向けでもエチオピア戦をなんとかこなしてちょっと工場と生産いじって「はい、あとは頑張って」と投げ出されたらさすがにきつい・・・はずです(自分がへたくそなのかもしれませんが)。 史実通りすすめばドイツと同盟結んでポーランド侵攻で世界大戦が始まって・・・の流れで参戦すると思いますが、対策なしに英仏戦に突入するとすぐにやられてしまい「なんだこのくそげー」となってしまう方は多いと思います。 そのまま積みゲーになっても仕方がないのでそれなりに安定を目指した方法を書いていきます。
まずエチオピア戦ですが、航空支援つけて平押しで問題はないのですがそれだけだともったいないのでエチオピア北部にいる部隊を一軍にまとめて将軍のレベル上げをしておきましょう。 レベル1の将軍を付けておくと成長して後々便利です。 部隊指示で前線を決めたら相手の首都までの攻撃線を引きましょう。 そのまま進軍させれば問題ありません。 南側はほっといてもいいですし攻撃させてもいいです。 戦争が終わったら管理がめんどくさければ傀儡政権を作って自分で防衛させましょう。 工場が手に入りませんが勝手に管理してくれると思えば高くはつきません。 部隊は南側はイギリス国境へ、北部は数部隊港に残して残りは本国へ戻しましょう。
それで研究ですが安定の建築、電子系は順次進めていくとして一つ重要なものがあります。 それは戦闘機です。 イタリアが戦闘に勝ち続けるためには制空権が必須です。 制空権はどの国でも大事になってくるのですが、イタリアの場合は意識して生産、配備していかないと制空権を取られてそのまま敗北コースなので戦闘機の生産、研究は手を抜いてはいけません。 ついでに余裕があれば戦術爆撃機も作っておきましょう。 前線支援させてもいいし戦略爆撃で戦勝点稼ぎもできます。 戦闘機は年代ペナルティを受けない範囲でできる限り最新にしておきましょう。 戦術爆撃機は空いた時に入れておくくらいでいいはずです。 あと戦争勃発後は石油とゴムが不足するので合成精製所の研究も政権を変えないなら必要になってきます。 軽戦車、中戦車もペナルティーを受けない範囲で研究したほうがいいです。
生産は歩兵装備、支援装備、野戦砲、戦闘機は必ず生産します。 他は不足がでないように調整するといいでしょう(戦術爆撃機もできれば)。 艦船は戦艦Ⅱが開発されているので継続して生産させておきましょう。 空母が開発されていないのでしばらくは戦艦と駆逐艦を重点において生産しましょう。 あと始まってすぐに輸送船と潜水艦に1か2ライン割り当てて置きましょう。 必要になってきます。
師団は歩兵と山岳をメインで生産しましょう。 ただし歩兵師団はそのまま使わずに歩兵大隊7、砲兵2+工兵中隊、偵察中隊に変更しましょう。 このテンプレートに野戦病院と補給中隊を入れたものが主力となります。 山岳師団は山岳歩兵大隊10と支援砲兵、偵察工兵中隊でいいでしょう。 騎兵はパルチザン対策なので数師団作るか作らないかは任意で、軽戦車師団はそのままではごみ・・・とまではいかなくてもわざわざ作るほどのものでもないので新規に作る必要はありません。 ただ後々改造して使うので消さない方がいいです。 戦車師団はアフリカで活躍するので軽戦車も研究、生産をしておきましょう。
それで実際にどれくらい師団を作ればいいの? となるかもしれませんが、初心者の方は歩兵6、山岳6、(騎兵1)、(軽戦車1)を当面作り続けていればいいでしょう。 細かく作る師団数を調整した方がいいのですが、初心者の方は調整などの手間は嫌でしょうし何より部隊数が多いとそれだけ安心感があるので安心感を得るためにも師団を多めに用意することを個人的にはお勧めします。 ただ2つ気を付けないといけないことがあるのですがそれは後述。
NFはエチオピアの兵站~研究枠追加→アフリカへの凱旋~鋼鉄協約(イタリア至上主義)→陸軍、海軍の強化でいいと思います。 初手にフランスやユーゴ、ギリシャに同時侵攻する場合でなければぎりぎりラインを取らなくてもいいので研究枠の追加を優先していいです。 イタリア至上主義は中級者以上向けなので初心者の方はドイツと同盟を結んでその先の研究ボーナスをもらう方がいいです。
人事はまず陸軍の理論家でいいでしょう。 下の列は列強の中でもかなり不遇なので後回しにしましょう。 他には産業、軍事産業家は先も優先順位は高いです。 ただ政治力は戦争経済、動員法の移行で使うので計画的に使った方がいいです。 動員法は大規模徴兵に変更すれば人的資源はほぼ十分です。 しかし初心者がやった場合は部隊の作りすぎや消耗で人的資源が底をつく場合があるのでペナルティがきついですが将来的には無際限徴兵に変更せざるを得ないかもしれません。
今回はここまでにします。 今回の内容はほぼチュートリアル+αの内容で準備です。 次回は英仏戦までの準備を書きます。